■デジタルBOOK■「エマ」

商品名 : ■デジタルBOOK■「エマ」

セール期間 : 2018年08月17日 〜 2018年08月21日

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■監訳者のことば

 ジェーン・オースティン(1775−1817)は、

イギリス、ハンプシャー州スティーブントンに、

牧師の娘として生まれました。

イギリス近代小説の大御所のひとりといわれ、

イギリスにおいては二百年以上たったいまも、

シェイクスピア、ディッケンズと並んで最も人気のある作家です。

オースティンといえば、

「なんだ、結婚相手探しのドタバタ物語」の作家ではないかという

声を聞くこともありますが、

もし本当にそれだけなら古典と呼ばれることも、

長いあいだ人気を保つこともできなかったでしょう。

オースティンの人間観察の鋭さ、辛らつさとユーモア、

そしてどこにでもありそうな場所での、

どこにでもいそうな登場人物たちが華やかに織り成す世界は、

他の作家の追随を許さないものがあり、

そのあたりがいまもって世界中の人々に愛されている理由だといえるでしょう。

 なかでも本書「エマ」は、彼女の最高傑作といわれる作品です。

わがままで、ひとりよがりで、おせっかいで、

それでいてどうにも憎めないエマが繰り広げる様々な騒動が、

田園地帯に住む中流階級の人々の見事な描写を背景に、

実に生き生きと物語られています。

 また、オースティンの作品の読み方はけっしてひとつではありません。

筋だけを追って軽い恋愛小説と読むこともできるでしょうし、

十八世紀後半から十九世紀前半の風俗習慣に惹かれて読むこともできます。

あるいは、登場人物のひとりに共感を寄せて読むこともできるでしょう。

私的なことで申し訳ないのですが、

私はエマの父親ウッドハウス氏が大好きで、

彼の愛すべき性格を心理学的に分析した本があったら、

是非読みたいと思っています。

現代英国推理小説作家を代表する、P.D.ジェームスがある作品の中で、

孤島に持っていく一冊の本として「エマ」を取り上げているのも、

十分うなずけます。

いってみれば、読むたびに新しい発見ができる作品なのです。

 本書は、バベル・ユニバーシティにおける古典翻訳クラスに参加したみなさんの訳を、

わたしが監修したものです。

翻訳にあたって、最初はとまどいがちだった訳者のみなさんが、

少しづつオースティンの持つ魅力に惹かれていくのを見るのは、

とても嬉しいことでした。古典を訳すのは本当に大変な作業ですが、

わかりやすい訳ができあがり、

より多くの方々に楽しく読んでいただけることを思えば、

訳者のみなさんの苦労も喜びに変わることと信じています。



《巧みな心理描写は、単なる恋愛小説を超えて読み継がれる「エマ」》

原題 :Emma

著者 :Jane Austen 1775−1817    
      
共訳者:長利清美、佐藤恵子、鈴木ひろみ、角恭代、武隈ツユ枝、
    土井拓子、野村倫子       
      
監訳  :ハーディング祥子

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