■デジタルBOOK■Heidi

商品名 : ■デジタルBOOK■Heidi

セール期間 : 2018年08月17日 〜 2018年08月21日

通常価格 : 756

割引率 : 90% OFF

価格 : 70円 (税込 76円)

著:Johanna Spyri、共訳:大石知子、大地文子、河合良三、小池享子、監訳:木山睦

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■監訳者のことば

 この作品の作者ヨハンナ・シュピリは一八二七年、

スイスの山村ヒルツェルに生まれました 

この作品の作者ヨハンナ・シュピリは一八二七年、

スイスの山村ヒルツェルに生まれました。

父ヨハン・ホイサーは無医村だったこの村にやってきた医者、

母は村の牧師館の娘で詩人として名を残すメタ・ホイサーです。

自然の中で多くの人に囲まれのびのびと育った作者は

チューリヒなどで教育を受けた後故郷へ戻り、

二五歳で弁護士ベルンハルト・シュピリと結婚して

またチューリヒへと移ります。

 フランクフルトへ連れていかれたハイジが抱く

アルムの山への想いには、

このヒルツェル‐チューリヒ間での自身の経験が

反映されているのかもしれません。

 産業化された都会と自然との対比には

類型的だという批判もあるようです。

都会で故郷を恋うハイジの姿があまりにも印象的なせいで、

都市文明を一方的に否定していると思われてしまったのでしょうか。

しかし作品をよく読めば、

決してそのような皮相な図式ではないことが判るはずです。

ハイジも作者シュピリも都会に出て多くの事を学んだのですし。

  さて、数多くの作品を残したシュピリですが、

作家として出発したのはかなり遅く、

一八七一年、四四歳になってからでした。

そして一八八〇年五三歳で世に送り出したのがこの作品『ハイジ』、

原題は『Heidis Lehr-und Wanderjahre(ハイジの修業と遍歴の時代)』です。

子供の頃に読まれた『アルプスの少女』やテレビアニメでハイジに親しんでこられた方は、

あるいは「クララが歩けるようになるシーンがない!」

と思われるかもしれません。

その場面は第一部の続編として書かれた

作品『Heidi kann brauchen, was es gelernt hat(ハイジは習った事を役立てる)』に

出てくるもので、『ハイジ』が初めて世に出た時は、

今回のような形でした。

現在では第一部と第二部を合わせてひとつの作品としたものが一般的ですが、

本来は、フランクフルトへ連れて行かれたハイジがアルムの山への想いに苦しみ、

やがて願い叶っておじいさんの元へ帰るまでのお話です。

  山へ戻って後おばあさまやドクターなど第一部に登場した人々との交流を描く

長閑な後日談を省いた本来の形で読み返すと、

フランクフルトでの場面を中心に張り詰めた物語であることが判ります。

おじいさんの元で、そしてさらにフランクフルトで様々な事を学び、

喜びと苦しみを知るハイジのこれはまさに「修業と遍歴」の物語でした。

そしてハイジだけでなく、聖書の「放蕩息子」さながら道に迷い、

最後に神と人の元へと戻ってきたおじいさんをも迎えて、

日曜日の鐘の音が鮮やかに物語の幕を引くのです。

  神を信頼し希望を抱いて今の全てを受け入れる。

作品を貫くこの祈りの姿勢は決して特定の宗教のものではなく、

国と時代を超えて私たちの心に届きます。

物語の最後に鳴り響く日曜日の鐘の音は、

人智を越えた大いなる力に委ねつつ人の世を肯定して隣人と共に生きる、

そうした豊かな人生への讃歌ではないでしょうか。


《お子さんに読んであげてください。心やさしい子に育ちますハイジ〜Heidi》

原題  :Heidi

著者 :Johanna Spyri

共訳者:大石知子、大地文子、河合良三、小池享子

監訳 :木山睦

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