■デジタルBOOK■分別と多感

商品名 : ■デジタルBOOK■分別と多感

セール期間 : 2018年08月17日 〜 2018年08月21日

通常価格 : 1,296

割引率 : 90% OFF

価格 : 120円 (税込 130円)

著:Jane Austen、共訳:大橋仁美、菊地幸子、佐藤恵美、佐藤典子、鈴木早苗、奈良光国、畑京子、細谷雅子、村上敦子、森久美、渡利美重子、監訳:河野騎一郎、伊藤美樹

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監訳者のことば
 『Sense And Sensibility』は、ジェーン・オースティンが一七九五年、二十歳のときに書簡体小説の形式で書き始めた『Elinor and Marianne』という作品が原型となっています。オースティンはその後、一七九七年にその小説を『Sense And Sensibility』と改題し、推敲を経たのち、執筆を始めてから十六年後の一八一一年の十一月に三巻本としてエジャートン社から出版しました。初期の短編小説などをのぞけば、これはオースティンがもっとも早くに手がけた作品であり、本になったのも一番早く、実質的に彼女の処女出版ということになります。

 舞台は一八〇〇年代初頭のイングランド。南東部サセックス州の私園ノーランド・パークの当主ヘンリー・ダッシュウッドが亡くなり、先妻の息子のジョン・ダッシュウッドに遺産が相続されたことで、残されたダッシュウッド夫人と三人の娘たちが一転して客人の立場になってしまうところから始まるこの作品は、分別を重んじる理知的な長女のエリナと、自身の感情に率直に行動する情熱的な次女のマリアンという対照的な性格の姉妹を中心に据えて、二人の恋愛模様を描いた物語です。世界一平凡な大作家と言われるオースティンの作品の例に漏れず、この作品も家族や友人などの比較的狭い世界の人間関係に焦点を当て、ごく平凡な日常生活をユーモアを交えて描いており、それゆえ、古典でありながら時代が変わっても色褪せることのない普遍的なストーリーになっています。

 この作品でちょっと例外的なのは、ヒロインが二人存在するところでしょう。オースティンの作品のヒロインは、大まかに言って、冷静な判断力で自制して大きな失敗をおかさないタイプと、失敗して自分を見つめなおし成長するタイプに分かれますが、この作品でその両方のヒロインが同時に登場し対照的に描かれているところは特徴的と言えます。実際この作品では、作者の意気込みはかなりの部分が人物描写の方面へ向けられていたようで、キャラクターに対する強い思い入れが表れていると言われます。すべてにバランスのとれた傑作と謳われる『Pride and Prejudice』や、円熟期の完成度の高さを感じさせる『Emma』と比べると、いくぶん粗削りなところがあるとも言われるこの作品ですが、オースティンのキャラクター造形の原点がうかがえる作品として見てみると、また違った魅力があるかもしれません。

 オースティンの英語は技巧に富んでいることもあってその翻訳はなかなか大変な挑戦でしたが、十一名の担当の皆さんの努力により完成させることができました。ジェーン・オースティンの処女作品、ぜひ楽しんでみてください。



《18世紀イングランドにこんな素晴らしい女性が分別と多感〜Sense and Sensibility》
原題 :Sense and Sensibility
著者 :Jane Austen 1775-1817
共訳者:大橋仁美、菊地幸子、佐藤恵美、佐藤典子、鈴木早苗、奈良光国、
    畑京子、細谷雅子、村上敦子、森久美、渡利美重子
監訳 :河野騎一郎、伊藤美樹

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