■デジタルBOOK■森の生活

商品名 : ■デジタルBOOK■森の生活

セール期間 : 2018年08月17日 〜 2018年08月21日

通常価格 : 1,296

割引率 : 90% OFF

価格 : 120円 (税込 130円)

著:Henry David Thoreau、共訳:遠藤一孝、下垣外保子、長谷龍一、藁科美代子、監訳:高野真知子

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監訳者のことば
  H.D.ソローの『ウォールデン−−森の生活』と題されてきたこの名著を、翻訳で読まざるを得なかった日本人は、私自身も含めて、この本は、てっきり環境問題、人生の生き方について、生真面目に、読者に説教を垂れている本、と誤解してきたきらいがあります。

  マサチューセッツ州コンコードにあるウォールデン池周辺の森を破壊から守ろうとする、超越主義者の一人エマソンと考えを同じくするソローが、池のほとりに簡素な小屋を建て、そこでの暮らしと思索を綴った本書の原文に今回、じっくり取り組んでみると、ソローは宮沢賢治を彷彿させる、なんとも魅力的な人、現代の私たちからみると、いわば全人の大きさを持った人でした。

  この新訳がその魅力的な世界を少しでも反映させることができているかどうか、読者のみなさんに判断していただきたいというのが、新訳に取り組んだ私たちの思いです。 

  たとえば宮沢賢治の教育考え方に通じる次のような箇所、
「私たちには公立初等中等小学校という比較的整った学校制度があるが、これは子供のためだけのものだ。冬に開かれる腹ぺこの公開講座と、州のお声がかりでほそぼそと始まった図書館を別にすれば、私たちのための学校はない。私たちは(略)もう公立初等中等学校でない学校をもつ時期だ。大人の男や女になりはじめたら、教育をやめるというような時代ではない。村が大学になっていいときだ。そして年配の住民は大学の研究員になり、もし生活にゆとりがあるならば、余暇を、余生を自由研究に注ぐ時期だ」。
  また、息を呑むほど美しいウォールデン池の次の描写
「穏やかな九月のある昼下がり、ごく薄い靄がかかって対岸がかすんで見える時、池の東の端にあるなだらかな砂浜に立っていたら、「鏡のような湖面」という表現の由来がわかった。頭をさかさまにして見ると、水面はまるで谷に張られた一本のきわめて細いクモの糸のように見え、また遠くのマツの森を背にしてきらきらと輝きながら、空気の層をもう一つの層と分けている。対岸の丘までその下を濡れずに歩いて行けそうな気がするし、水面をかすめて飛ぶツバメもそこに止まれそうだ。実際ツバメたちは時々その線の下までうっかり急降下し、はっと我に返る」。

  などを引用しただけでも、本書に抱いていたイメージが改まるのではないでしょうか。

  また本書の既訳では「経済」という章から始まりますが、新訳はそれを「簡素な生き方」と改めることにしました。


《H.D.ソローはアメリカの宮沢賢治だ!なんて楽しいね森の生活〜WALDEN》
原題 :WALDEN
著者 :Henry David Thoreau 1817-1862
共訳者:遠藤一孝、下垣外保子、長谷龍一、藁科美代子
監訳 :高野真知子

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